私達は、「人が輝き!地域を元気に!」を合言葉に「伝承芸能ふるさと太鼓」として地域の活性化を願い活動して今年で29年目を迎えます。

 

 毎年6月の「ふるさと踊りと餅っこまつり」、9月の「北秋田市たかのす太鼓まつり」、11月の「助け合い婦人芸能祭」を三大事業として取り組み、福祉施設の慰問や地域イベント参加にも力を入れて参りました。また昨年は「北秋田市文化祭」にも出演いたしました。

 

 幸運にも平成26年の第29回国民文化祭あきた2014・横手市開催『太鼓の祭典』に参加させていただく事ができました。出演された諸団体の演奏に大いに刺激され私達もいつも以上の演舞ができ、心に残る貴重な体験を通してまたひとつ成長できたのではないかと思っております。

 

 今年は「繋ぐ・伝える」のテーマにさらに「所作を整えよう」を加え、三大事業を中心に各イベントに参加し盛り上げるのはもちろんのこと、諸団体、教育機関、子供たちなど各方面へこの伝統を伝えたいと考え、幅広い方々への踊り・お囃子

第29回国民文化祭あきた2014「太鼓の祭典」横手市(2014年11月2日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

の指導にも力を入れて参ります。昨年より開設したウェブサイトで積極的に情報を発信しながら、人へ、地域へ、後世へと「繋ぐ」そして「伝える」活動をして参ります。やる気のある若い人たちがもっともっと活躍できるように後押しすることが社会を活性化させる最大の方法だと考えております。未来には無限の可能性があります。「誰かのために」を心に、人々を喜ばせるために努力し明るい未来を切り拓いていければそれに勝る喜びはありません​。

2016年5月

代表 佐藤 弘子

 

 

 私達の住む北秋田市鷹巣地区には、700年の歴史と伝統を誇る「世界一の大太鼓」があり、太鼓の里として多くの方々に知られております。昭和62年に地域活性化の町おこしを図るため女性パワーを集結し、鷹巣婦人団体連絡協議会(婦団連)によって、婦人会各会員から300円の寄付を募り太鼓を購入し、「太鼓の里・鷹巣」にふさわしく、歌と踊りに太鼓を加え「祭り」をより盛り上げようと、太鼓部「婦団連たかのすふるさと太鼓」が創設され今に至ります。平成28年からは気持ちも新たに「婦団連」を巣立ち、「太鼓の里・たかのすふるさと太鼓」として活動しています。

 

 現在、会員約30名で、6月の「ふるさと踊りと餅っこまつり」、9月の「北秋田市たかのす太鼓まつり」、11月の「助け合い婦人芸能祭」を三大事業と位置付けさらに「北秋田市文化祭」にも力を入れていきたいと考えております。

 

 平成7年から平成14年に「大響祭」が開催され、プロである林英哲氏からの厳しい指導に心打たれ、プロの厳しさ、芸の厳しさを痛切に感じさせられ、氏が鷹巣の太鼓団体に「大響ばやし」(たいきょうばやし)という合同曲を作ってくださり、氏との共演は感動的でしたが、その曲は今も大切に演奏し誇りに思っております。

 この「大響祭」により得るものがたくさんあったことと感謝しております。

 

 平成15年から毎年9月(第2日曜日)に「北秋田市たかのす太鼓まつり」が大太鼓の館で開催されておりますが、この行事は「大響祭」を受け継ぐ行事であり、財政事情から規模を縮小しての開催となっておりますが、市内太鼓団体の育成と発表の舞台として、また県内外からのゲストをお招きしての妙技溢れるお祭りで年々盛況となり、私達も毎年参加させていただいておりますが、毎回ご出演される皆さんから良い刺激を受け励みとなっております。

 

 私達は、杜の都仙台の郷土芸能である「仙台すずめ踊り」を演目に取り入れ活動をしておりますが、仙台すずめ踊りとの出会いは、平成12年頃、鹿角市花輪で開催されたお祭りで、仙台から参加されていたすずめ踊りの皆さんを拝見し、明るくアップテンポなお囃子に合わせ笑顔と大きな掛け声で踊る姿に感銘し、私達の演目に取り入れ活動することにしました。

 平成21年になり、毎年6月に開催される「ふるさと踊りと餅っこまつり」で初めて街頭で仙台すずめ踊りの演目を披露した写真が市のホームページに掲載され、仙台のすずめ踊りの関係者の目にとまり連

絡をもらい、その方がわざわざ鷹巣に私たちのすずめ踊りを見にきてくださったのがきっかけで、平成21年7月、研修旅行として仙台で「夏まつり仙台すずめ踊り」を視察し「仙臺すずめ踊り連盟」との交流をもち、その後仙臺すずめめ踊り連盟の有志の皆さんが来町してくださり、踊り、お囃子の指導を受け、踊り手だけであった私達のすずめ踊りでしたが、幸いにも宝くじ事業の助成を受けることができ念願のお囃子をつくることができ、また、連盟の有志の皆さんが口上等を創ってくださり「鷹巣すずめ踊り」として完成させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鷹巣すずめ踊りではお囃子方も活動しております。お囃子の強化のため、平成23年10月に仙台の「音吉屋ふえ工房」の音吉先生を招き篠笛の講習会を開き、それを機にたかのすふるさと太鼓に「篠笛の会」を立ち上げました。毎年音吉先生のご指導を受け、年一回発表会「温習会」を企画し篠笛の上達に励んでおります。平成28年からは音吉先生のご紹介でプロである「閃雷」のメンバー笛・太鼓の奏者 石田陽祐さんよりご指導いただけることになりました。

 

 平成25年には「ここはたかのす太鼓のさと」という手踊りを取り入れた新曲も完成しました。これは仙北市田沢湖で民族舞踊塾・万踊衆まんようしゅう)を主宰する菊池正平氏によって創られた曲で、北秋田市の未来が輝かしいものになるようにと願いを込めて作られた曲であり、私達もその想いを込めて踊り演奏しております。

 

 このように私達は、良き縁に恵まれ、また支えられ歩んで参りました。これからも「人が輝き!地域を元気に!」を合言葉に地域活性化を願い、北秋田市の文化の発展を願い、人生に喜びと感動・感激・感謝を感じていただければと日々練習に励んでる私達です。

鷹巣すずめ踊りの口上